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2009年3月

2009/03/25

8.ソーシャルウォッチャー

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2009/03/22

猫道

どーも。ふかせゆーすけです。

天気が良い日は窓を全開にします。
閉まっているところは全部あける。
クローゼットも引き出しも缶ビールも。

そんな春の暖かい日、トイレのドアさえ
あけっ放しで便座に腰をおろしていると
ドアの向こう側からひょっこりと顔を出す猫。

私の目と野良猫の目が合って時間は止まる。

「あっ。」

野良猫は驚いたようにビクッとして
引き返して行きました。

我が家は猫道である。
驚いたのはこっちのほうだ。

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以下、コメントの返信です。

続きを読む "猫道"

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2009/03/14

5と1/2.M県警捜査一課

チャンサーは机にかじりついてスピードくじを削っている。机の上は銀色の削りカスにまみれたハズレくじや44口径のピストルやランニングシューズなんかも造作無く置かれている。
「チャンさん、はいお茶。」
「あ、うん。ありがとう。」
チャンサーはゴシゴシ手を休めずに答えた。ミチェルはチャンサーの机に隙間がないので少し怯(ひる)んだが、雑然と山積みになった漫画本をズッとどかして、あいたスペースに湯呑みを置いた。
「ここ置きますんで、肘、気を付けてくださいね。」
「あー、またダメだ。」
チャンサーは今削り終えたハズレくじを机の上に投げた。お茶をすする。チャンサーが後ろにのけ反ると椅子がギチっとなった。

「はあー。」
「それってよく当たるんですか?」
「あ、これ?みんなはちょこちょこ当たってるみたいだけど、俺はまだ100円も当たった事ないよ。」
「100円も?でもチャンさん、結構買ってますよね?」
パキューン。
「う…、そうね、結構買ってるね。そうだよね…。」
「何か勿体ない。」
ミチェルはまだ削っていないくじを手に取って言った。
「大当りへの投資だって考えるようにしてる。ま、削るのも好きだし。その内でかいのが来るでしょう。…ところでさミッチー、ジゼとはうまくいってるの?」
チャンサーは椅子にもたれかかったまま、目だけ動かして質問した。ミチェルの顔が少し赤くなったのを見て答えはわかった。
「あぁ、ふぅん。いいね。じゃあ、何だろう。」
「どうかしたんですか?」
「いや、何かあいつ最近調子悪そうだからさ。…なら気のせいかな。」
「ジゼ、あんまり自分の事話してくれないんです。私信頼されてないのかな?」
チャンサーはお茶をもう一口。
「いや、あいつはそうだよ。内に秘めるタイプっつの?」
「あー、何か心配になってきた。」
「だってうまくいってんだろ?」
「ええ、まあ。」
またちょっと赤くなる。
「じゃあいいじゃない。よし、じゃあこれ、ミッチーに一枚あげるから。」
まだ削ってないスピードくじを一枚差し出した。
「…わかりました。じゃあ、私、やってみます。」
「はい、じゃあこれでその銀のとこを擦りまくっちまいな!」
チャンサーが100円玉をパチンと机に置いた。
「いや、自分ので。失礼だけど、なんかチャンさんのだとダメそう。」
パキューン。
「う…確かにそうだな…。」


「キャー!何これ?何か揃いましたよ!」
「嘘?!どれどれどれ!」
ミチェルが削ったくじには何かクラゲみたいなマークが横に3つ並んでいる。
「あ!それ5万円ださ!ほら。」
「うそー!キャー!」
「やったじゃん!遂に!遂に!俺にも…」
「チャンさん、ありがとうございます!欲しい洋服あったんです!私、頑張れそう!」
パキューン。
「…あ、どういたしまして。…って、…ミッチー…。えぇぇ…?」

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7.左遷ブッカー

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2009/03/12

HOMEPAGE

ホームページが出来ました。

当ブログをブックマークしている方はホームページの方に変えて頂くと、
楽しみが1つ増えるかも。

おおたけしょうじ と ふかせゆーすけ

コンテンツは少ないですが、すこしずつ増やしていきたいと思います。


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2009/03/06

リンクを追加

リンクにテトラポットを追加。

キャラクターデザインを「ふかせゆーすけ」が担当。

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2009/03/03

4と1/2.毎日の音読

「『今度こんなイタズラをしたら、お前のそのりっぱにのびたシッポを燃やしてやるから覚悟しておけ。りっぱだっていばっていたって炭になって煙りがのぼりゃさぞかしゆかいだろうな。切り取って山マグロのエサにしたっていい。』
雨ねこの青い顔がきょうふでさらに青くなっていきます。
『友だちにも家族のものにもきちっと伝えるんだ。わかったな。』
星みがきは大きなこえでいいました。雨ねこはにゃおんとだけいって小屋からそそくさと出ていきました。雨ねこが表の自転車に乗って行くのが窓から見えました。
『よし、もう大丈夫だ。出ておいで。あまざけでも入れよう。それともあまざけは苦手かい?』
と星みがきがいうと、だんろに隠れていたヒョウタンモドキと外人リスがゆっくりと出てきました。
はい、今日はおしまい。」
メケーロおばさんはポエタの差し出した『毎日の音読』の表の『よくできた』に丸を付けて、となりの四角の中にサインをした。
ちょうど遊びに来ていたゲレーロおばさんが怪訝(けげん)な顔をして言った。
「姉さん…近頃の教科書はずいぶん乱暴なお話を載せるのね…。シッポを切り取るだなんて。」
「うん、でも雨猫もひどいイタズラしたから。」
メケーロが答えた。
「ふーん、どんな?」
「ポエタ、教えてあげて。」
メケーロはそういうと立ち上がって台所に行った。
「ヒョウタンモドキのクツヒモを芯にしてロウソクを作ったんだよ。」
「…随分手の込んだイタズラね。えーと、リスには?」
「リスじゃないよ、外人リス。」
「はいはい、…その外人リスもイタズラされたの?」
「うん、呼び捨てにされたの。」
「…。」
ポエタはオレンジソーダに浮いている氷を指先でクルクルいじりながら答えた。
「…最後はどうなるの?」
「星磨きが悪い狩人に殺されちゃうんだよ。」
「えぇ!?」

ショック!小学生の国語の教科書で殺人が起こるとは!そんな衝撃的な結末の物語が教材として使われていいのだろうか?なのに甥っ子は平気な顔をしているし、不安でならない。

「でも星磨きが死んだ後でね、雨猫とヒョウタンモドキと外人リスは悲しくなって仲直りできたんだ。だから星磨きが死んだ事はムダではなかったんだよ。雨猫はシッポを焼かれたけど。」
ポエタが目をキラキラさせて続きを教えてくれた。
「うーん…何か、何だろう、この気持ち。善いのか悪いのか。」
「善し悪しなんて子供が判断すればいいのよ。最初から読むと結構面白いわよ。」
メケーロはポリポリと口を動かしながらテーブルに漬物の器を置いた。

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